トップ > 個人の皆様へ > 地域冷暖房のメリット
個別の熱源機器が不要になることにより、契約電力が下がり電力コストが大きく削減され、ガス・水道の使用量削減にも効果があり、公共料金等のエネルギーコストが削減できます。
また、特にビルオーナー様にとっては、設備投資の面からも熱源機器が不要となり、イニシャルコストが大幅に削減されます。期間30年のライフサイクルコストをベースに熱量当たりの単価を試算すると、地域冷暖房の方が個別熱源方式よりも約10%有利となります。また、ビル稼動後の空調負荷増減にも契約容量の増減量のみで容易に対応できます。
地域冷暖房は、ガス・電気と同様に安定供給が義務づけられている公益事業であり、熱源プラントの運転は、専任スタッフによる集中管理で、24時間365日クリーンな熱の供給を受けることができます。
また、その安全性や信頼度、拡張性などから、テナント募集の際の大きなアピールポイントともなり、資産価値の向上にもつながります。
熱源設備の設置スペースが不要となり、倉庫・駐車場など賃貸スペース等の有効床面積が拡大します。同時に、運転や維持管理といったビル空調設備の管理業務から解放され、また熱源機器運転のための有資格者の確保が不要となるため労務費の削減も可能です。
また、ビル設計面からも煙突・冷却水配管・冷却塔が不要となり、建物設計の自由度(例:屋上緑化、屋上へリポートの設置等)が向上し、屋上荷重の減少による工事費削減効果も見込まれます。