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「みなとみらい21熱供給」の工場には、冷房と暖房をつくり出すとても大きな機械があります。また、冷房や暖房の温度や量は、コントロール室でしっかりと見張り、どのビルにどれくらいエネルギーが行っているかなどコンピュータで細かくチェックしています。
冷房の涼しい空気は、工場内の複数の大きな冷凍機でつくられる冷たい水が元となります。この冷たい水が各ビルへと続く地下トンネルを通って行き、ビルの部屋に流れ込む風を冷やすことによって冷房をおこないます。「みなとみらい21熱供給」の工場には電動ターボ冷凍機という種類では世界でも一番大きな機械があり、この機械がどれくらい大きなものかといえば、だいたい君たちのお家で使っているエアコン(12畳タイプ)の数にしたら5,400台分になります。
暖房の暖かい空気は、工場内の複数のボイラーという大きな機械でつくられる170℃の熱い蒸気が元となります。この蒸気が冷たい水と同じように各ビルへと続く地下トンネルを通って行き、ビルの部屋に流れ込む風を暖めることによって暖房をおこないます。これもどのくらい大きな機械かというと一番大きなボイラー1台で、君たちのお家5,000軒分、ストーブ10,000台分の力があります。
「みなとみらい21熱供給」のお仕事「地域冷暖房」は、美しい地球の自然を守るためにとても大事なお仕事だということが、よい子のみなさんにはわかってもらったと思います。
そして、みんなも地球を守るためにお家で、電気などのエネルギーのむだづかいに気をつけることが大切です。だれもいない部屋の電気や見ていないテレビのつけっぱなし。冷蔵庫の開けっぱなしなど。地球温暖化の原因は石油などをいっぱいもやしたり、電気などのエネルギーをむだづかいしたりすることによって、二酸化炭素をたくさん排出してしまうことです。一方、木などの植物は二酸化炭素を吸収してくれるので、緑を大切にして育てていきましょう。そうして、みんな一人ひとりが、自分たちの住むこの地球のことを考えて勉強していきましょう。