地域冷暖房とは?

地域熱供給システムは地球環境に優しく、
理想的な街づくりには欠かすことが出来ない都市インフラです。

エリア全体の冷暖房・給湯などに利用する冷水と蒸気を地区内のプラントで集中的に製造し、導管を通じて24 時間 365 日供給するシステムです。 個々の建物で熱源設備を設置する個別熱源方式に比べ、地域冷暖房システムはプラントに熱源設備が集中していることにより、省エネルギー効果をはじめ、大気汚染防止、地球温暖化防止等、環境保全に大きな役割を果たしています。また、熱源設備を集中管理することで都市災害の防止や都市景観の向上等快適な街づくりにも貢献しています。

地域冷暖房のしくみ

地域冷暖房のしくみの図

地域冷暖房の導入

日本では、1970年の大阪万博を契機に地域冷暖房が開始されました(大阪府・千里中央地区)。以降、再開発地区を中心に導入が進み、現在は全国136地点で採用されています。横浜市内においても、1989年の当社の事業開始を皮切りに、5地点で地域冷暖房が実施されています。